$Eu緑内障(点眼)-3

▼縮瞳薬
サンピロピロリナ

古くから使われている点眼薬です。塩酸ピロカルピンという縮瞳薬が配合されています。隅角の拡大とともに、線維柱帯という排水口が広がり、房水の流出が促進されます。ふつう、1日3~5回点眼します。決められた回数を守るようにしましょう。副作用としては、瞳が小さくなる関係で暗っぽく見えたり、遠くが見にくくなることがあります。車の運転は控えましょう。まれですが、微量の成分が体内に吸収され、下痢や吐き気など全身的な副作用を起こすこともあります。また、白内障を悪化させることがあるので、白内障のある人には慎重に用います。

▼散瞳薬(点眼)
ピバレフリン

開放隅角緑内障に用います。閉塞隅角緑内障には使いません(禁忌)。おもに房水の流出を促進して眼圧を下げます。副作用としては、瞳が大きくなる関係上、まぶしく見えたり、かすんで見えることがあります。このような場合は、車の運転など危険な作業は控えましょう。点眼時の刺激症状や、目の充血もみられます。そのほか、まれに頭痛、動悸、発汗、手の震えなど全身的な副作用がでることがあります。高血圧や心臓病、糖尿など持病のある人は、医師に報告しておきましょう。


<メモ>
●目薬の全身への吸収は、点眼のしかたである程度防ぐことができます。たとえば、点眼後3~5分間、目を静かに閉じ目頭を指で軽く押さえておくようにします。こうすると涙道からの点眼液の流出が抑えられ、全身への吸収が少なくてすむわけです。逆に、点眼後の"まばたき"はよくありません。生理活性の強い緑内障の目薬は、決められた方法で点眼することが大切です。

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