てんかんの薬-3
▼ベンゾジアゼピン系
※リボトリール、マイスタン、ベンザリン、セルシン、ダイアップ坐剤
脳の神経をしずめて、てんかん発作が起こりにくい状態にします。他の薬が効かないときに切り替えたり、併用することもあります。リボトリールとマイスタンはてんかん専門の薬ですが、ベンザリンとセルシンは安定剤としても繁用されています。
重い副作用はほとんどありませんが、眠気やふらつきが多いほうです。車の運転など危険な作業は避けてください。また、急に飲むのをやめると、反発的な症状が現れたり、発作を再発するおそれがあります。自分だけの判断で中止してはいけません。
そのほか長期服用時の欠点として、効き目が悪くなるという点があげられます(耐性化)。そのため、増量の必要性もでできます。セルシンの注射は、発作時のけいれん止めとして用います。また、同成分のダイアップ坐剤は乳幼児の熱性けいれんの予防にもよく使います。リボトリールは、パニック障害や不随意運動の治療にも応用されます。
▼ゾニサミド
※エクセグラン
処方頻度の多い代表的な抗てんかん薬です。いろいろなタイプのてんかんによく効きます。副作用で多いのは、眠気やふらつきです。車の運転など危険な作業は避けるようにしましょう。飲み始めに発疹がでてきたら、医師に連絡してください。
▼その他
※ガバペン、トピナ
新しいタイプの抗てんかん薬です。既存薬と違う作用をするため、他の抗てんかん薬で十分効果が得られない場合に追加併用します。
<メモ>
●てんかん発作を防ぐには、体のなかの薬の量が常に一定量に保たれなければなりません。自分の判断だけで急に中止すると、反動で重い発作を起こしてしまうおそれがあります。用法用量を守り規則正しく飲むことが重要です。飲み忘れにも注意してください。
●てんかんの原因そのものを治せる薬はありません。多くの場合、予防的に長く飲み続ける必要があります。けれど、必ずしも減量・中止ができないというわけではありません。発作が長期間なければ、医師の指示のもと時間をかけてゆっくりと減量していくことも可能です。
→次
病気別Top
┗脳に働く薬
戀Home