副 項 目 | 抑うつ |
程 度 | ★〜★★★ |
概 説 | 高頻度に重い抑うつ症状を起こす薬として古くからレセルピンが知られているが、最近では肝炎などに使用するインターフェロンも問題となっている(現在、レセルピンそのものはほとんど使われない)。降圧薬や狭心症の薬など身近に使われる薬でも、まれに現われることがある。薬剤性の抑うつは、なにもやる気がしない、動くのがおっくうといった精神運動の抑制症状として現われることが多い。まれに自殺にいたる例もある。 |
症 状 | やる気がでない、意欲がなくなる、興味がなくなる、集中できない、つらい。 |
原因薬の例 | 降圧薬・狭心症治療薬(レセルピン系、メチルドパ、β遮断薬、カルシウム拮抗薬)、抗パーキンソン薬、副腎皮質ホルモン(ステロイド)、インターフェロン(注射)、子宮内膜症治療薬(GnRH薬)など。 |
予防・対策 | 上記のような抑うつ症状があらわれたら、早めに受診し医師と相談 |