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副作用主項目: 重い皮膚障害
副 項 目皮膚粘膜眼症候群(SJS:Stevens−Johnson症候群、MCOS)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群、TEN)、天疱瘡様症状、紅皮症
程 度★★★
概 説いろいろな重い皮膚症状が現われる。とくに皮膚粘膜眼症候群(SJS)と中毒性表皮壊死症(TEN)は、非常に重篤。治療が遅れたり適切でないと、失明したり死に至る例もある。発生頻度はきわめてまれだが、報告件数は増加傾向にある。2001年から2003年までの2年半に、SJS(TEN)の報告が1064件あり、うち106人が死亡している(厚労省報告件数)。はっきりした原因は解明されていないが、アレルギー反応が関与していると考えられている。薬を飲んだあと、発熱とともにひどい発疹があらわれたら、すぐに受診すること。
症 状皮膚の発赤、ひどい湿疹、赤い斑点、かゆみ、ただれ、水疱(水ぶくれ)、皮がむける、びらん、灼熱感、痛み、発熱、関節の傷み、唇や口内など粘膜の発赤・ただれ、のどの痛み、目の充血など。
原因薬の例抗てんかん薬、抗生物質、解熱鎮痛薬、痛風治療薬、カゼ薬、その他。
予防・対策アレルギー体質の人は、医師に報告しておく
薬や食物により、発疹や蕁ましんのできたことのある人は医師に報告しておく
発疹があらわれたら、すぐに連絡または受診
発疹などアレルギーを起こしたことのある薬は、原則的に再使用しない。
上記のような症状があらわれたら、すぐに病院に連絡または受診
 

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