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Top Menue がんの薬x18 子宮・卵巣がん

黄体ホルモン薬
ヒスロンH(MPA)

子宮体がんは、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)の影響を受けて大きくなる性質があります。ヒスロンHは高用量の黄体ホルモン薬で、エストロゲンを抑制するなどして抗がん作用を発揮します。したがって、ホルモン反応性が高いほど、よく効きます。おもに、子宮体がんの再発例や転移のあるケースに用います。重い副作用として、血栓症に注意が必要です。

その他の注射薬
※ブリプラチン・ランダ(CDDP)、パラプラチン(CBDCA)、アクプラ(254-S)、エンドキサン(CPA)、イホマイド(IFM)、アドリアシン(DXR、ADM)、タキソール(PTX)、タキソテール(DTX)

子宮がんや卵巣がんに対する基本的な抗がん薬は、白金製剤のブリプラチンやパラプラチンもしくはアクプラです。これに、アルキル化薬のエンドキサンやイホマイド、抗がん性抗生物質のアドリアシン、タキサン系植物アルカロイドのタキソールやタキソテールなどを適宜に組み合わせます。上記薬剤を用いた併用療法に、CP療法(CDDP+CPA)、CAP療法(CDDP+CPA+DXR)、TJ療法(CBDCA+PTX)、DJ療法(CBDCA+DTX)などがあります。


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<メモ>
  • 子宮がんは発生部位により大きく2つに分かれます。子宮体部に発生する「子宮体がん(子宮内膜がん)」と、子宮頸部の「子宮頸がん」です。前者の発がんには女性ホルモンのエストロゲンが関与し、また、後者では性行動との因果関係が高いとされ、ある種のウイルス感染が原因となります。これら子宮がんの標準的治療は、手術もしくは放射線療法です。抗がん薬の効き目は必ずしも十分とは言えません。

  • 一方、卵巣がんは抗がん薬がよく効くがんです。前述のCAP療法やTJ療法が代表的な治療法です。手術のあとにも、抗がん薬による補助療法が積極的におこなわれます。

    
    

 
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おくすり110番