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Top Menue 細菌感染の薬x9 セフェム系

セフェム系抗生物質
ケフレックスケフラールフロモックスメイアクトセフゾンオラセフパンスポリンセフスパンバナン

ペニシリン系に近い抗生物質です。抗菌スペクトルが広く、いろいろな病原菌に有効です。安全性が高く、適応症も多いので、各診療科で汎用されています。飲み薬は、咽頭炎や扁桃炎、気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎、麦粒腫(ものもらい)など、わりと軽い感染症に用いることが多いです。熱やノドの痛みをともなうカゼにもよく使います。重症例には注射薬が適当です。

セフェム系は、開発時期や抗菌力の違いにより、第1世代〜第3世代に分類されることがあります。ケフレックスに代表される第1世代は開発が古く、抗菌スペクトルはグラム陽性菌が中心です。第2、第3世代は、グラム陰性菌や嫌気性菌にも強い抗菌力を示し、2次感染や難治性の感染症に向きます。

どれも副作用は少ないほうですが、発疹がでたり、下痢を起こすことがときどきあります。ショックはめったにありませんが、アレルギー体質の人や、今までに薬による発疹などアレルギー症状を起こしたことのある人は要注意です。そのような人は、必ず医師に報告しておきましょう(問診されるはずです)。


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<メモ>
  • 細菌は、グラムが考案した細菌染色法で大別されます。グラム染色により青色に染まるのが「グラム陽性菌」、染まらないで紅色に見えるのが「グラム陰性菌」です。この分類は、細胞表層の構造の違いをよく示し、細菌の性質や抗生物質の効き具合の大きな目安になります。また、細菌の形の違いにより、球状の「球菌」、棒状の「桿菌(かんきん)」に分かれ、さらに空気を好む「好気性菌」と空気を嫌う「嫌気性菌」に分かれます。

  • グラム陽性菌には、ブドウ球菌、溶連菌、肺炎球菌、腸球菌などが分類され、グラム陰性菌には大腸菌、インフルエンザ菌、緑膿菌、セラチアなどが含まれます。細菌の種類や感染部位、病期などを検討し、さらに感受性テストを実施して、もっとも適切な抗菌薬が選ばれることになります。

  • 重い感染症では、事前に病原菌を特定し、どの抗生物質に弱いのかを調べる感受性テストをおこないます。できるだけ、その細菌にだけ強い効菌力を持つ薬で狙い撃ちするのが理想です。けれど、感受性テストには数日を要しますし、複合感染の場合など特定することが困難な場合もあります。そこで、まず症状や感染部位から有効と思われる抗菌薬を推測して処方します。この場合、抗菌スペクトルの広いセフェム系が選ばれることが多いものです。重症なときは注射や点滴による治療をおこないます。

    
    

 
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おくすり110番