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Top Menue 目の薬x19 縮瞳薬

縮瞳薬
サンピロピロリナ

縮瞳薬を成分とする目薬は「高眼圧症」や「緑内障」の治療に使われています。ふつう、サンピロに代表される塩酸ピロカルピンを用います。線維柱帯という排水口が広がり、房水の流れがよくなって眼圧が下がります。そのほか、低濃度の製剤を仮性近視の治療に応用することがあります。

副作用としては、瞳が小さくなるので暗っぽく見えることがあります。また、遠くがかすんで見えることもあります。このような場合は、車の運転は控えてください。そのほか、点眼時にしみたり痛んだりすることも多いほうです。まれですが、微量の成分が体内に吸収され、下痢や吐き気など全身的な副作用を起こすこともあります。また、白内障を悪化させることがあるので、白内障のある人には慎重に用います。

決められた点眼回数を守り、正しい方法で点眼しましょう。治療効果をあげ、副作用を予防するうえで大切なことです。


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<メモ>
  • 角膜と水晶体の間にある水分を「房水(ぼうすい)」といいます。房水は毛様体(もうようたい)というところでつくられ、隅角(ぐうかく)にある線維柱帯(せんいちゅうたい)から排出されます。その役割は、目に栄養分を供給し、また眼圧を一定に保つことです。この房水の排出が悪くなり、眼圧が高くなることを「高眼圧症」といいます。視神経が圧迫されるので、そのまま放置すると視野に異常がでてきます。このような状態が「緑内障」です。暗点があらわれたり視野が狭くなったりして、最終的に失明にいたることがあります(参:緑内障の目薬)。

    
    

 
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