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▼鎮痛消炎薬 ※ナイキサン、ニフラン、ロキソニン、ボルタレン 1147700 ボルタレンサポ、インテバン坐剤など 痛風発作時に適するのは、速効性で抗炎症作用の強い鎮痛消炎薬です。飲み薬のほか、効果の早い坐薬も適します。発作時におこなう治療法として「短期多量衝撃療法」というのがあります。痛みのピーク時に限り、通常より大量を用いる方法です。たとえば、常用量の2〜3倍量を、3時間おきに3回飲むよう指示されることがあります。鎮痛薬の副作用を回避する意味からも短期決戦がポイントです。2〜3日たち痛みが軽くなった段階で、はやめに減量中止するようにします。 ▼ステロイド薬 ※プレドニン、プレドニゾロン、リンデロン、レダコート、メドロール ステロイド薬は基本的に使いません。ただ、重い胃潰瘍や腎臓病などで一般的な鎮痛薬が使いにくい場合に、緊急避難的に用いることがあります。漫然と長期間続けることは、好ましくありません。 ▼コルヒチン ※コルヒチン コルヒチンの特性は、発作初期に早く飲むほどよく効くということです。痛風発作を過去に経験していれば、発作を予知することもできます。人にもよりますが、前兆症状として足の親指などにジンジン、ピリピリ、ムズムズ感などがまず現れます。このときすぐにコルヒチンを1錠飲めば発作を予防することができますし、発症後2〜3時間以内であれば症状が軽くてすみます。痛みが激しくなってから飲んでも、よい効果は期待できません。 発作止めとして頓服を原則としますが、コルヒチン・カバーという予防的な治療法を短期間おこなうことがあります。痛風発作が頻発する場合、発作が落ち着くまで毎日必要最小量(1錠)を服用することで、発作をおさえこむ方法です。多量に飲むと吐き気や腹痛、下痢などの胃腸障害が必ず現れますので注意してください。コルヒチンは、痛風の特効薬として紀元前から使われてきましたが、最近は前述の鎮痛消炎薬を代用することが多くなり、処方機会はめっきり減りました。 [PR] 人気の薬系書籍ベスト30 「くすり本NAVI 」
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おくすり110番 |