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Top Menue 肝・胆・膵x7 肝臓の薬(IFN)

インターフェロン(注射)
※スミフェロン、イントロンA、フエロンなど

インターフェロンはα、β、γ の3種に大別されますが、肝炎に有効なのはαとβです。スミフェロンは天然型のα、イントロンAは遺伝子組み換えのα、フエロンは天然型のβです。これらをB型またはC型のウイルス性肝炎の治療に用います。とくにC型慢性肝炎においては、原因療法としてウイルスを消滅させ治癒に導くことができます。B型に対する効果はやや不十分ですが、肝炎の火消し役などとして有用です。単独で用いるほか、リバビリンなど抗ウイルス薬と併用することで作用の増強が見込めます。

治療期間はウイルスの型やその量、また治療目的によって違います。C型で治癒を目的とする初回治療で半年から1年半です。低ウイルス量の場合はインターフェロン単独で、高ウイルス量の場合はリバビリンと併用するのが一般的です。また、治癒に至らない場合でも、進展予防(発がん予防)のために少量長期投与療法がおこなえます。一方、B型においては肝炎をしずめ症状を安定させるために、おもに35歳未満の若い人を対象に長期間歇療法が試みられます。B型肝炎の治癒はなかなか困難ですが、持続的効果を期待し治療終了後に薬が不要になることをめざします。

効果が高い反面、いろいろな副作用が出やすいです。発熱や頭痛、筋肉痛などインフルエンザのような症状、吐き気、脱毛、不眠、うつ状態などさまざまです。とくにα製剤では脱毛が多く、抑うつもみられます。β製剤で特徴的なのは蛋白尿です。多くの場合、継続可能で治療が終われば回復しますが、重い肺障害や抑うつにより中止を余儀なくされることもあります。事前に医師から、副作用や注意点、治療方針について十分に説明を受けておきましょう。

ペグインターフェロン(注射)
※ペガシス、ペグイントロン

新タイプの持続型インターフェロンです。従来のインターフェロンは毎日もしくは週3回の注射が必要でしたが、ペグインターフェロンの登場で週1回の皮下注射で済むようになりました。治療効果にも優れ、C型慢性肝炎に対し単独療法、あるいは抗ウイルス薬との併用療法により 高いウイルス陰性化率が示されています。C型のうちもっとも難治な1型・高ウイルス量に対するかつてのインターフェロン単独療法では陰性化率5%たらずでしたが、ペグインターフェロンと2種類の抗ウイルス薬による3剤併用療法により70%〜90%に達しました。併用する抗ウイルス薬は2剤併用療法としてリバビリン(レベトール、コペガス)を用い、3剤併用療法ではさらにプロテアーゼ阻害薬のシメプレビル(ソブリアード)またはバニプレビル(バニヘップ)、あるいはテラプレビル(テラビック)を加えます。一方、B型肝炎に対しても2011年から使用可能となり、治療成績が向上しています。副作用については、一般的なインターフェロンと同様ですが、インフルエンザ様症状をはじめ全体的にやや低減します。併用療法においては、貧血や皮膚障害に注意が必要です。なお、併用する抗ウイルス薬については次項でも述べます。


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<メモ>
  • 「肝臓病」イコール「お酒の飲みすぎ」というわけではありません。肝臓病の多くはウイルス性で、とくにB型とC型肝炎ウイルスによる慢性肝炎が問題となります。慢性肝炎になると、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、長いあいだに一部が肝硬変へとすすみ、さらに肝臓がんに至ることもあります。この流れを絶つことが治療の最大の目標です。近年、新しいインターフェロンや優れた抗ウイルス薬が次々開発され、慢性肝炎の治療は大きく前進しました。

    
    

 
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