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製品例: |
フロリードゲル経口用 |
成分名: |
ミコナゾール |
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【併用禁忌】
オーラップ(ピモジド)
【臨床症状・措置方法】
ピモジドによるQT延長、心室性不整脈(torsades de pointesを含む)等の重篤な心臓血管系の副作用があらわれるおそれがある。
【機序・危険因子】
ミコナゾールがピモジドの代謝酵素であるチトクロームP-450を阻害することによると考えられる。
【併用禁忌】
キニジン(硫酸キニジン)
【臨床症状・措置方法】
キニジンによるQT延長等があらわれるおそれがある。
【機序・危険因子】
ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるチトクロームP-450を阻害することによると考えられる。
【併用禁忌】
ハルシオン(トリアゾラム)
【臨床症状・措置方法】
トリアゾラムの作用の増強及び作用時間の延長があらわれるおそれがある。
【機序・危険因子】
ミコナゾールがこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP-450を阻害することによると考えられる。
【併用禁忌】
リポバス(シンバスタチン)
【臨床症状・措置方法】
シンバスタチンによる横紋筋融解症があらわれるおそれがある。
【機序・危険因子】
ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるチトクロームP-450を阻害することによると考えられる。
【併用禁忌】
● カルブロック、レザルタス配合錠(アゼルニジピン) ● バイミカード(ニソルジピン)
【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
【機序・危険因子】
ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるチトクロームP-450を阻害することによると考えられる。
【併用禁忌】
● カフェルゴット(エルゴタミン酒石酸塩) ● ジヒデルゴット(ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩)
【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の血中濃度が上昇し、血管攣縮等の重篤な副作用があらわれるおそれがある。
【機序・危険因子】
ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるチトクロームP-450を阻害することによると考えられる。
- 注意:代表的な製品例だけをあげています(括弧内は成分名または一般名)。
- 参考・引用:各社添付文書等。
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