【併用禁忌】
ハルシオン(トリアゾラム)
【臨床症状・措置方法】
トリアゾラムの代謝遅滞による血中濃度の上昇、作用の増強及び作用時間延長の報告がある。
【機序・危険因子】
本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
【併用禁忌】
● クリアミン(エルゴタミン) ● ジヒデルゴット(ジヒドロエルゴタミン)
【臨床症状・措置方法】
アゾール系抗真菌剤等のCYP 3A4を阻害する薬剤とエルゴタミンとの併用により、エルゴタミンの血中濃度が上昇し、血管攣縮等の副作用を起こすおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
【併用禁忌】
● 硫酸キニジン(キニジン) ● オーラップ(ピモジド)
【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の血中濃度が上昇することにより、QT延長、torsades de pointesを発現するおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
- 注意:代表的な製品例だけをあげています(括弧内は成分名または一般名)。
- 参考・引用:各社添付文書等。
|
|