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製品例: レクシヴァ
成分名: ホスアンプレナビル
【併用禁忌】
アセナリン、リサモール(シサプリド)(国内中止)
オーラップ(ピモジド)
【臨床症状・措置方法】
これら薬剤の血中濃度が上昇し、不整脈等の重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。
【機序・危険因子】
アンプレナビルとこれら薬剤はCYP3A4で代謝されるため、併用により代謝が競合的に阻害される。


【併用禁忌】
ベプリコール(ベプリジル塩酸塩水和物)
【臨床症状・措置方法】
ベプリジル塩酸塩水和物の血中濃度が上昇し、生命に危険を及ぼす不整脈が起こる可能性がある。
【機序・危険因子】
アンプレナビルとこれら薬剤はCYP3A4で代謝されるため、併用により代謝が競合的に阻害される。


【併用禁忌】
ジヒデルゴット(ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩)
カフェルゴット、クリアミン(エルゴタミン酒石酸塩)
エルゴメトリン(エルゴメトリンマレイン酸塩)
メテルギン(メチルエルゴメトリンマレイン酸塩)
【臨床症状・措置方法】
これら薬剤の血中濃度が上昇し、末梢血管攣縮、虚血等の重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。
【機序・危険因子】
アンプレナビルとこれら薬剤はCYP3A4で代謝されるため、併用により代謝が競合的に阻害される。


【併用禁忌】
ドルミカム(ミダゾラム)
ハルシオン(トリアゾラム)
【臨床症状・措置方法】
これら薬剤の血中濃度が上昇し、過度の鎮静や呼吸抑制等の重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。
【機序・危険因子】
アンプレナビルとこれら薬剤はCYP3A4で代謝されるため、併用により代謝が競合的に阻害される。


【併用禁忌】
レビトラ(バルデナフィル塩酸塩水和物)
【臨床症状・措置方法】
バルデナフィル塩酸塩水和物の血中濃度が上昇し、バルデナフィル塩酸塩水和物に関連する事象(低血圧、失神、視覚障害、持続勃起症等)の発現が増加する可能性がある。
【機序・危険因子】
アンプレナビルとこれら薬剤はCYP3A4で代謝されるため、併用により代謝が競合的に阻害される。


【併用禁忌】
リマクタン、リファジン、アプテシン(リファンピシン)
【臨床症状・措置方法】
リファンピシンはアンプレナビルのCmin及びAUCをそれぞれ92%及び82%低下させるため、本剤の作用が減弱する。
【機序・危険因子】
リファンピシンはCYP3A4の強力な誘導剤であるため、アンプレナビルの代謝が促進される。


【併用禁忌】
主にCYP2D6で代謝される薬剤:タンボコール(フレカイニド)、プロノン(プロパフェノン)等
【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の血中濃度が上昇し、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。
【機序・危険因子】
リトナビルはCYP2D6阻害作用を有するため、これら薬剤の代謝が阻害される。


【備考】
本剤の活性代謝物であるアンプレナビルは、主としてCYP3A4で代謝される。また、アンプレナビルはCYP3A4の阻害作用を有する。また、併用薬であるリトナビルは非常に強力なCYP3A阻害作用を有する。また、リトナビルはCYP2D6を阻害し、CYP3A4、CYP1A2、CYP2C9及びグルクロノシルトランスフェラーゼを誘導する。


  • 注意:代表的な製品例だけをあげています(括弧内は成分名または一般名)。
  • 参考・引用:各社添付文書等。
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