【併用禁忌】
硝酸薬及びNO供与薬: ● ニトログリセリン、ニトロペン、ニトロダーム、ミリステープ、ミオコールスプレー(ニトログリセリン) ● ニトロール、フランドル(硝酸イソソルビド) ● アイトロール(一硝酸イソソルビド) ● シグマート(ニコランジル) ● ハイパジールコーワ(ニプラジロール) ● ニトプロ(ニトロプルシド) ● 亜硝酸アミル
【臨床症状・措置方法】
併用により、降圧作用を増強することがある
【機序・危険因子】
NOはcGMPの産生を刺激し、一方、本剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する降圧作用が増強する。
【併用禁忌】
ノービア(リトナビル)、プリジスタ(ダルナビル)、クリキシバン(インジナビル)、イトリゾール(イトラコナゾール)、テラビック(テラプレビル)
【臨床症状・措置方法】
本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。リトナビルとの併用により、本剤の血漿中濃度が上昇し、最高血漿中濃度(Cmax)及び血漿中濃度-時間曲線下面積(AUC)がそれぞれ3.9倍及び10.5倍に増加した。
【機序・危険因子】
CYP3A4阻害薬は本剤の代謝を阻害するおそれがある。
【併用禁忌】
アンカロン(アミオダロン)
【臨床症状・措置方法】
塩酸アミオダロンによるQTc延長作用が増強するおそれがある。
【機序・危険因子】
類薬と塩酸アミオダロンの併用により、QTc延長があらわれるおそれがあるとの報告がある。
- 注意:代表的な製品例だけをあげています(括弧内は成分名または一般名)。
- 参考・引用:各社添付文書等。
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