【併用禁忌】
● エルゴタミン製剤:カフェルゴット、クリアミン ● エルゴタミン誘導体含有製剤:ジヒデルゴット(メシル酸ジヒドロエルゴタミン)、エルゴメトリンF(マレイン酸エルゴメトリン)、メテルギン (マレイン酸メチルエルゴメトリン)
【臨床症状・措置方法】
血圧上昇又は血管攣縮が増強されるおそれがある。本剤投与後にエルゴタミンあるいはエルゴタミン誘導体含有製剤を投与する場合、もしくはその逆の場合は、それぞれ24時間以上の間隔をあけて投与すること。
【機序・危険因子】
5-HT1B/1D受容体作動薬との薬理的相加作用により、相互に作用(血管収縮作用)を増強させる。
【併用禁忌】
5-HT(1B/1D)受容体作動薬:イミグラン(スマトリプタン)、ゾーミッグ(ゾルミトリプタン)、マクサルト(リザトリプタン)
【臨床症状・措置方法】
血圧上昇又は血管攣縮が増強されるおそれがある。本剤投与後に他の5-HT(1B/1D)受容体作動型の片頭痛薬を投与する場合、もしくはその逆の場合は、それぞれ24時間以内に投与しないこと。
【機序・危険因子】
併用により相互に作用を増強させる。
【併用禁忌】
HIVプロテアーゼ阻害剤:ノービア(リトナビル)、クリキシバン(インジナビル)、ビラセプト(ネルフィナビル)
【臨床症状・措置方法】
本剤の代謝が阻害され血中濃度が上昇するおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤は、主として肝代謝酵素チトクロームP450 3A4により代謝され、代謝酵素阻害薬によりクリアランスが減少する。
- 注意:代表的な製品例だけをあげています(括弧内は成分名または一般名)。
- 参考・引用:各社添付文書等。
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