【併用禁忌】
ノービア(リトナビル)
【臨床症状・措置方法】
本剤の血中濃度が大幅に上昇し、不整脈、血液障害、痙攣等の重篤な副作用を起こすおそれがある。
【機序・危険因子】
リトナビルのチトクロームP450に対する競合的阻害作用によると考えられている。
【併用禁忌】
ベタニス(ミラベグロン)
【臨床症状・措置方法】
QT延長、心室性不整脈(Torsades de Pointesを含む)等を起こすおそれがある。
【機序・危険因子】
ともに催不整脈作用があり、またミラベグロンのCYP2D6阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
【併用禁忌】
テラビック(テラプレビル)
【臨床症状・措置方法】
重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(不整脈、血液障害、血管攣縮等)が起こるおそれがある。
【機序・危険因子】
テラプレビルのチトクロームP450に対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害され血中濃度が上昇し、作用の増強や相加的なQT延長を起こすおそれがある。
- 注意:代表的な製品例だけをあげています(括弧内は成分名または一般名)。
- 参考・引用:各社添付文書等。
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