【併用禁忌】
モノアミン酸化酵素阻害剤:サフラ(塩酸サフラジン)…製造中止。
【臨床症状・措置方法】
発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等があらわれるおそれがある。MAO阻害剤の投与を受けた患者にマレイン酸セチプチリンを投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおき、また、マレイン酸セチプチリンからMAO阻害剤に切り替えるときは、2〜3日間の間隔をおくことが望ましい。
【機序・危険因子】
機序は不明であるが、以下のような説がある。 ● 中枢性アドレナリン受容体の感受性の増強 ● 神経外アミン総量のMAO阻害剤による増加および本剤によるモノアミン作動性神経終末におけるアミン取り込み阻害 ● MAO阻害剤(ヒドララジン型)による本剤の代謝酵素阻害作用
- 注意:代表的な製品例だけをあげています(括弧内は成分名または一般名)。
- 参考・引用:各社添付文書等。
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