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製品例: |
メレリル(中止) |
成分名: |
塩酸チオリダジン(中止) |
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【併用禁忌】
ボスミン(エピネフリン)
【臨床症状・措置方法】
エピネフリンの作用を逆転させ、血圧降下を起こすことがある。
【機序・危険因子】
本剤はα遮断作用を有し、併用によりエピネフリンのβ作用が優位になることがある。
【併用禁忌】
QT延長を起こすことが知られている薬剤 ● キニジン等
【臨床症状・措置方法】
QT延長、心室性不整脈等を起こすおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤及びこれらの薬剤はいずれもQT間隔の延長を起こすことがあるため。
【併用禁忌】
肝薬物代謝酵素CYP2D6を阻害する薬剤又は肝薬物代謝酵素CYP2D6で代謝される薬剤 ● 選択的セロトニン再取り込み阻害剤:ルボックス、デプロメール(フルボキサミン)、パキシル(パロキセチン)、プロザック(フルオキセチン)(国内未承認) ● 三環系抗うつ剤:トフラニール(イミプラミン)、トリプタノール(アミトリプチリン)、アナフラニール(クロミプラミン)等 ● β-遮断剤:インデラル(プロプラノロール )、カルビスケン(ピンドロール)等
【臨床症状・措置方法】
QT延長、心室性不整脈等を起こすおそれがある。
【機序・危険因子】
肝薬物代謝酵素CYP2D6を阻害する薬剤により本剤の代謝が遅延し、血中濃度が上昇する。また、肝薬物代謝酵素CYP2D6で代謝される薬剤は本剤と競合的に代謝阻害を示し、本剤又は併用薬の血中濃度を上昇させる。
- 注意:代表的な製品例だけをあげています(括弧内は成分名または一般名)。
- 参考・引用:各社添付文書等。
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