$Eu女性ホルモン薬-1
▼卵胞ホルモン薬(エストロゲン)
※プレマリン、ジュリナ、エストリール、エストリオール、エストラジオール、ディビゲル、ル・エストロジェル
女性ホルモンの一つ「卵胞ホルモン」を補うお薬です。女性ホルモンの不足やバランスのくずれで起こるいろいろな症状を改善します。おもに、月経の異常、機能性子宮出血、更年期障害、腟炎などに用います。プレマリンやエストリールは、骨粗鬆症の治療にも使います。飲み薬のほか、外用の貼り薬や膣錠もあります。単独で用いるほか、黄体ホルモン薬と併用することが多いです。
▼黄体ホルモン薬(プロゲステロン)
※プロベラ、ヒスロン、プロゲストン、デュファストン、ノアルテン、ルトラール
女性ホルモンの一つ「黄体ホルモン」を補うお薬です。黄体ホルモンの不足やバランスのくずれで起こるいろいろな症状を改善します。生理不順、無月経、機能性子宮出血、黄体ホルモンの不足による不妊症などに用います。一部の製品は、流産・早産の防止薬とします。また、ホルモン補充療法では、卵胞ホルモン薬と併用することがあります。
<メモ>
●女性ホルモンには2つの種類があります。「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」です。その役わりは、女性らしい容姿と機能を育て、妊娠・出産にそなえることです。また、月経周期(月経→卵胞期→排卵→黄体期→月経)にも深くかかわっています。
●卵胞ホルモンは、卵胞から分泌される基本的な女性ホルモンです。子宮など女性性器を育て、乳房を豊かにし、声や体つきを女性らしくします。また、月経周期においては、排卵前に子宮内膜を育て、受精卵の着床にそなえます。
●黄体ホルモンは、排卵後、卵胞から変化した黄体から分泌されます。子宮内膜を分泌内膜に変えて、受精卵が着床しやすい状態にします。さらに、着床後も分泌が続き、妊娠を維持する働きをします。黄体期には体温が上昇します。
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