煉コレステロールの薬

血液中のコレステロールを低下させるのに、スタチン系(HMG-CoA還元酵素阻害薬)の薬が広く使われています。この系統の薬とフィブラート系高脂血症薬(ベザトールSRなど)を併用すると、「横紋筋融解症」の副作用がでやすくなります。腎臓の悪い人では、これらの併用は禁止されます。

横紋筋融解症を起こすと、筋肉痛、しびれ、脱力感、赤褐色の尿などが現われます。万一、これらの症状がみられたら、すぐに医師に連絡してください。

そのほか、スタチン系の薬と相性の悪い薬として、一部のカルシウム拮抗薬(ヘルベッサー、ワソラン)、免疫抑制薬のシクロスポリン(サンディミュン)などが上げられます。やはり、横紋筋融解症に注意する必要があります。

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