禁煙補助薬-1
▼ニコチンガム
※ニコレット
禁煙を助けるガムの薬です。タバコを吸いたくなったときに用います。口の粘膜から少量のニコチンが補給され、ニコチン切れによるイライラ症状が軽くなります。以前は、病院で処方されていましたが、今は一般の薬局で販売されています。それでも、持病のある人は、事前に主治医と相談しておいたほうがよいでしょう。
ニコチンガムはニコチン依存がそれほど強くない人や、口寂しさでつい吸ってしまう人に向いています。安全性は高いのですが、減量する段階で自己管理が必要です。そうしないと、中止までに時間と費用がかさんでしまいます。
噛みかたは、普通のガムと違います。急いで噛むと、口やノドが痛くなったり、吐き気やめまいを起こすおそれがあります。説明書に従って、時間をかけてゆっくりと噛むようにしましょう。炭酸飲料のコーラやビール、あるいはコーヒーを飲んだあとに使用するときは、少し時間をあけるか、水で口をすすいでから使用しましょう。口のなかが酸性ですと吸収が悪くなるからです。
1日の使用量は喫煙状態によります。ふつう、4~12個で始めます。いったんスタートとしたら、もうタバコを吸ってはいけません。最初の3日間くらいは、がまんをしないで十分な量を使用したほうがよいでしょう。2~3週間もすれば、楽になってくるはずです。
その後、禁煙になれてきたら、1日の使用個数を1週間に1~2個づつ確実に減らしていきます。1日、1~2個になった段階で中止しましょう。3カ月以内を目安にしてください。いつまでもズルズルと続けてはいけません。
<メモ>
●タバコは、心臓病、呼吸器の病気、肺がんなど重大な病気につながる大きな危険因子です。また、妊娠中の喫煙は、おなかの赤ちゃんに悪い影響をします。早めの禁煙をおすすめします。
●タバコをやめられない第一の原因は「ニコチン」です。ニコチンが切れるとボーッとしたりイライラしてきて、ついもう1本ということになります。体がニコチンに依存し中毒のような状態になっているのです。
●禁煙補助薬は、適量のニコチンを補いながら、その量を計画的に減量していき、徐々に体をならしていくためのものです。ニコチン切れによる離脱症状がやわらぎ、禁煙の成功率が高まります。「ニコチン置換療法」といいます。
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