糖尿病の薬-4

▼糖尿病の神経痛の薬-1
※キネダック

糖尿病の合併症でもっとも多いのは糖尿病性末梢神経障害です。神経細胞の働きが悪くなり、手足のしびれ、知覚の麻痺、神経痛などが現れます。このような症状にキネダックが有効と考えられています。まれに副作用で肝臓が悪くなることがあります。定期的に検査を受けたほうがよいでしょう。尿が橙色に変色するのは、薬の色なので心配いりません。

▼糖尿病の神経痛の薬-2
※鎮痛薬(ロキソニン、ボルタレンなど)、トリプタノール、メキシチール、テグレトール、グラマリール、メジコン、メチコバール

糖尿病の神経痛はがんこです。つらい症状をやわらげるのに、いろいろな薬が試みられます。一般的な鎮痛薬のほか、てんかんの薬や抗うつ薬、咳止め薬も応用されます。メキシチールは不整脈の治療にも使う薬です。ビタミンB12のメチコバールには、神経の働きを助ける働きがあります。それぞれ注意点や副作用が異なりますから、薬の説明をよく聞いておいてください。

▼末梢循環改善薬(PG)
※オパルモン、プロレナール、ドルナー、プロサイリン

糖尿病では、体のあちこちの血管が傷み動脈硬化が進みます。血流の改善を目的に、これらプロスタグランジン(PG)系の薬を用いることがあります。末梢神経障害の改善効果も期待できます。


<メモ>
●キネダックは、正式に糖尿病性神経障害の適応をもち、国内で広く使われています。けれど、海外での評価は今ひとつで、日本以外では使われていません。

●末梢神経障害がひどくなると、足の先に傷ができても痛みを感じなくなってきます。油断していると取り返しのつかないほど悪化してしまうことがあります。足の裏のマメや、ちょっとした傷にも注意が必要です。足に合った柔らかい靴をはくようにし、清潔を保つようにしてください。

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