性器ヘルペスの薬
▼抗ウイルス薬
※ゾビラックス、バルトレックス
ヘルペス・ウィルスの増殖を抑えるお薬です。いずれも抗ウィルス薬のアシクロビルを有効成分とします。これらで早めに治療すれば、症状が軽くてすみ治りが早くなります。治療が遅れると、よい効果は期待できません。副作用は少ないほうですが、下痢や吐き気などの胃腸症状、頭痛、めまいなどがあります。また、腎臓の悪い人やお年寄りでは、薬の排泄が遅れがちです。体内の薬の量が増えると、意識がもうろうとしたり、けいれんを起こすことがあります。
<メモ>
●性器ヘルペスは、おもに性行為により感染します。発症は2~7日後です。性器に赤い小さな水ぶくれがたくさんできて、痛みや発熱をともないます。水ぶくれが破れると、歩けないほど痛むことがあります。自然に治ってきますが、治癒には2~4週間かかります。発症早期にゾビラックスやバルトレックスで治療をおこなえば、症状が軽くなり1~2週間くらいで治ります。
●これらの抗ウィルス薬を使っても、体内のウイルスを完全に死滅させることはできません。体調の悪いときに再発することが多いものです。再発の場合は症状が軽いのがふつうです。
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