熱と痛み-2
▼非ピリン系解熱鎮痛薬
※アセトアミノフェン、カロナール、アンヒバ(坐薬)、アルピニー(坐薬)、キョーリンAP2
キョーリンAP2以外は、アセトアミノフェンを有効成分とします。比較的安全性が高く、頭痛や歯痛、生理痛、また解熱薬として広く用いられています。坐薬は、子供や赤ちゃんの解熱に用います。炎症(腫れ)をとる作用はないので、関節炎や腰痛など整形外科領域の痛みには向きません。
▼ピリン系鎮痛薬
※スルピリン、ミグレニン、SG顆粒
スルピリンは切れ味がよいのですが、アレルギーや血液の副作用がでやすいので、最近はあまり使われません。アンチピリンとカフェインの配合薬のミグレニンも一般的ではありません。SG顆粒は、比較的安全なイソプロピルアンチピリンとアセトアミノフェンが配合されている製品です。ちなみに、アスピリンはピリン系ではありません(NSAID)。
<メモ>
●カゼなど感染症によるノドの腫れや熱は、ばい菌を殺菌駆除するための自然な防御システムです。これを薬で無理に抑えれば、かえって病気そのものの治りを遅らせることさえあります。とくにインフルエンザなどウイルス性の病気では、むやみに熱を下げればよいというものではありません。
●頭痛や生理通によく使われていたセデスG(医療用)に代表されるフェナセチン含有医薬品は、安易な長期服用時の腎毒性が問題視され製造中止となりました。後継品のSG顆粒は、フェナセチンの代わりに安全性の高いアセトアミノフェンが配合されます。
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