副 項 目 | 転倒 |
程 度 | ★ |
概 説 | 薬の直接的あるいは間接的な影響で、転倒につながることがある。眠気、ふらつき、めまい、立ちくらみ、筋力低下、さらに失神、低血糖症状、パーキンソン症状などに起因する。若い人はさほど心配ないが、高齢者では転倒による骨折も少なくないので、十分に注意する。 |
症 状 | 眠気、もうろう、ふらつき、めまい、立ちくらみ、筋肉に力が入らない、うまく歩けない。 |
原因薬の例 | 睡眠薬、安定剤、抗うつ薬、抗精神病薬、筋弛緩薬、降圧剤、血糖降下薬など。 |
予防・対策 | ● 腎臓や肝臓の悪い人は、医師に報告しておく(薬の排泄が遅れるので、量を少なくしたほうがよいことがある) ● 服用中の薬は、医師に報告(薬の重複や飲み合せに注意) ● 上記症状がみられたら、早めに受診 |