副 項 目 | ミオパチー |
程 度 | ★〜★★★ |
概 説 | 筋肉が障害を受ける。症状が進むと、立ち上がったり、歩くといった動作も困難となる。中毒性、アレルギー性、低カリウム血性、副腎皮質ホルモン(ステロイド)によるものなどに分かれる。コレステロール低下薬による横紋筋融解症もミオパチーの一種。ふつう、筋肉痛をともなうが、ステロイド性ミオパチーでは無症状なまま進行することもある。たいてい原因薬剤を中止すれば徐々に回復する。 |
症 状 | 手足に力が入らない、筋肉痛、けいれん、しびれ、つっぱる、歩行困難。 |
原因薬の例 | コレステロール低下薬(クロフィブラート系、スタチン系)、利尿薬、グリチルリチン、漢方(甘草含有製剤)、副腎皮質ホルモン(ステロイド)、コルヒチンなど。 |
予防・対策 | ● 腎臓の悪い人は、医師に報告しておく ● 服用中の薬は、医師に報告しておく。薬の飲み合せによって発現率が高まることも ● 上記のような症状があらわれたら、すぐに病院に連絡または受診 |