[Home]
スポンサード リンク 投げ銭コ-ナ-
 
Top Menue 生活改善薬x10 禁煙補助薬-2

ニコチンパッチ
ニコチネルTTS、ニコレットパッチ(一般薬)、シガノン(一般薬)

ニコチンを含む貼り薬です。禁煙時の離脱症状が軽くなり、スムーズに禁煙をおこなえます。1日1回の貼りかえで、24時間効果が持続します。ニコチン依存度の高い人、あるいは仕事でガムが噛めない人に向いています。禁煙スケジュールが立てやすいのもメリットです。

パッチには、ニコチン含有量の異なる3種類の製剤があります。これらを上手に利用して、その人に適した禁煙スケジュールを立てます。標準的な使い方は、まず大判のニコチネルTTS30を4週間、次にTTS20を2週間、最後に低用量のTTS10を2週間貼り終了します。8週間かけて漸減し、徐々に体をならしていくわけです。

ただし、あまり吸わない人が高用量の大判を用いると、めまいや吐き気など副作用を起こしやすいです。そのため、喫煙量が少な目の人は低単位製剤から始めるようにします。目安として、1日10〜30本の人は中間量のTTS20から始め これを4週間使用し、次にTTS20を2週間続けて終了します。ニコチン依存度が低いと考えられる1日10本以下の人は、始めから低用量のTTS10を2〜4週間使用して様子をみます。

貼る場所は、おなか、背中、二の腕など皮膚のやわらかい部分にしてください。同じ場所に貼り続けると皮膚がカブレますので、毎回貼る場所を変えるようにしましょう。重い副作用はほとんどありませんが、約7%の人に不眠がみられます。つらいときは、早めに医師に申し出てください。

処方には、医師の診察が必要です。心臓病など持病のある人や、服用中の薬は医師に報告しておきましょう。病気によっては、使用できないことがあります。また、妊娠中は禁止です。なお、現在、一般薬として街の薬局でも自由に買えるようになりました。この場合も、薬剤師とよく相談し、副作用や注意事項についてよく説明を受けるようにしてください。


[PR] 人気の薬系書籍ベスト30 「くすり本NAVI 」

<メモ>
  • 今までに、禁煙開始時の強い離脱症状のせいで失敗している人は、禁煙補助薬を利用なさるとよいでしょう。ちなみに、ニコチンパッチの臨床試験の成績は、ニコチネルTTSを8週間使用したあとの禁煙率が52%、プラセボ(にせ薬)使用者では36%でした。

    
    

 
スポンサーも訪れて下さいネ 投げ銭してネ !
Good luck & Good by !
おくすり110番