[成分]リバビリン
[代表]レベトール,コペガス
[分類]抗ウイルス薬

C型肝炎ウイルス感染症を治療するお薬です。インターフェロンなど他の抗ウイルス薬と併用して、原因ウイルスを排除します。
特徴 $G/
注意 $Fr
効能 $Eu
副作用 $GA
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1【特徴】$G/
◆抗C型肝炎ウイルス薬
◆インターフェロンや直接作用型抗ウイルス薬(DAA)との併用により優れた治療効果を発揮
◆治療歴、遺伝子型(3~6型)を問わず広く適応可能
◆C型のうち遺伝子1型(ジェノタイプ1型)・高ウイルス量の難治例に有用
◆経口剤のソホスブビル(ソバルディ)との併用で高い陰性化率が得られる
◆前治療歴(DAA前治療不成功)がある難治性のC型慢性肝炎・代償性肝硬変に対しては、遺伝子型(1~6型)を問わず、ソホスブビル/ベルパタスビル(エプクルーサ)と併用
◆C型肝硬変においては、肝不全や肝がんの発生を抑制し予後改善が期待される
◆強い催奇形性がある
2【注意】$Fr
●心臓や腎臓の悪い人など持病のある人は医師に報告
●妊娠中またはその可能性のある女性は医師に報告(禁忌)
●パートナーが妊娠中または可能性のある男性は医師に報告
●インターフェロンや他の抗ウイルス薬と必ず併用
●現在は、経口直接作用型抗ウイルス薬(DAA)との併用療法が標準的
●治療期間は3~6カ月間(インターフェロン療法では1年以上になることも)
●インターフェロン併用時のインフルエンザ様症状は1~2週間で軽くなる
●不安、抑うつ、不眠、興奮などいつもと違う精神症状(インターフェロンによる)があらわれたら医師に連絡
●定期的に血液や尿の検査を受ける、貧血がひどいときは減量
●インターフェロン併用療法の治療期間はおおよそ半年~1年半、副作用は治療が終われば消失する
●2型に対するソホスブビル併用療法は3カ月(12週)
●3~6型に対するソホスブビル併用療法は6カ月(24週)
●難治例に対するソホスブビル・ベルパタスビル併用療法は6カ月(24週)
●妊娠可能な女性またはパートナーが妊娠する可能性がある男性は、治療中および治療終了後6カ月間避妊、また月1回妊娠検査を実施
●パートナーが妊娠中の男性はコンドームを使用
3【効能】$Eu
●インターフェロンアルファ-2b(遺伝子組換え)又はペグインターフェロンアルファ-2b(遺伝子組換え)との併用による次のいずれかのC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善/(1)血中HCV RNA量が高値の患者、(2)インターフェロン製剤単独療法で無効の患者又はインターフェロン製剤単独療法後再燃した患者
●ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)との併用によるC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
●ソホスブビルとの併用による次のいずれかのC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善/(1)セログループ2(ジェノタイプ2)の患者、(2)セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のいずれにも該当しない患者
●ソホスブビル・ベルパタスビル配合剤との併用による、前治療歴を有するC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
4【副作用】$GA
●貧血(倦怠感、めまい、息切れ、動悸)、ヘモグロビン減少、血球数減少
●インフルエンザ様症状(発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、関節痛)
●浮腫(むくみ)、呼吸困難、喀痰増加
●食欲不振、腹痛、吐き気
●不眠、眠気、めまい、神経過敏、抑うつ、不安、興奮
●かゆみ、発疹、紅斑、皮膚乾燥、脱毛
●手足のこわばり、体の痛み
●眼痛、眼底出血、視力異常
●蛋白尿、高血圧、動悸、体重減少、ほてり
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