[成分]トファシチニブ
[代表]ゼルヤンツ
[分類]抗リウマチ薬

炎症を抑えるお薬です。関節リウマチや潰瘍性大腸炎の治療に用います。
特徴 $G/
注意 $Fr
効能 $Eu
副作用 $GA
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1【特徴】$G/
◆JAK阻害薬(ヤヌスキナーゼ阻害薬)
◆JAK1/JAK3を特に阻害
◆細胞内JAK経路を利用する複数のサイトカイン シグナル伝達を阻害することで抗炎症作用を発揮
◆生物学的製剤に匹敵する優れた効果
◆既存治療で効果不十分な場合に使用
◆関節リウマチにおいては、疾患活動性を抑制し、痛み、倦怠、こわばりなどを改善
◆関節破壊をおさえ、進行を止める効果もある
◆単薬療法のほか、メトトレキサート(リウマトレックス)など他の抗リウマチ薬(cDMARDs)との併用療法も可能、ただしタクロリムス(プログラフ)など強力な免疫抑制薬や生物製剤との併用は避ける
◆潰瘍性大腸炎においては、大腸粘膜の炎症を抑え諸症状を改善、寛解導入・維持療法ともに使用可
◆副作用として感染症を起こしやすく、発がんリスクも否定できない
2【注意】$Fr
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●既往歴や持病、服用中の薬を医師に報告
●結核など重い感染症がある人は使用を避ける
●決められた用法用量を厳守
●関節リウマチの場合、通常、1回1錠を1日2回服用(腎機能、肝障害の程度にり1日1回に減量)
●潰瘍性大腸炎の導入療法では、通常、1回2錠を1日2回8週間服用(効果不十分な場合さらに8週間使用)
●潰瘍性大腸炎の維持療法では、通常、1回1錠を1日2回服用(難治例など増量、腎機能・肝障害の程度にり減量)
●飲み忘れたら 気づいた時すぐ服用、ただし次の服用時間が近ければ忘れた分は抜かし、次の時間に1回分服用(2回分を一度に飲まないこと)
●妊娠可能な女性は適切な方法で避妊
●発熱、咳、呼吸困難、発赤、小水疱、神経痛など体に異常を感じたら医師に連絡
●定期的に検査を受け、効果と副作用をチェック
●生ワクチン(風しんやBCG等)の予防接種は避ける
●グレープフルーツジュースは控える
●うがいや手洗いをしっかりすること(感染予防)
3【効能】$Eu
●既存治療で効果不十分な関節リウマチ
●中等症から重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)
4【副作用】$GA
●帯状疱疹(皮膚発赤、小水疱、ピリピリ痛い、神経痛)
●肺炎(発熱、咳、呼吸困難)
●その他感染症(副鼻腔炎、咽頭炎、気管支炎、インフルエンザ、結核、肝炎、膀胱炎、腎盂腎炎、胃腸炎、ヘルペスなど)
●頭痛、高血圧、下痢、吐き気
●貧血、白血球減少、高脂血症
●間質性肺炎(咳、息苦しい)
●肝臓の異常(だるい、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる)
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