[成分]オランザピン
[代表]ジプレキサ
[分類]安定剤

気持ちをおだやかにするお薬です。統合失調症や双極性障害など心の病気の治療に用います。また、抗がん薬による嘔吐にも有効です。
特徴 $G/
注意 $Fr
効能 $Eu
副作用 $GA
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1【特徴】$G/
◆非定型抗精神病薬(MARTA)(第2世代抗精神病薬)
◆統合失調症や双極性障害(躁うつ病)における脳の情報伝達系の混乱を改善
◆統合失調症では陰性症状(無感情、意欲低下、自閉)に効果的
◆双極性障害における躁症状とうつ症状の両方に適応する唯一の治療薬
◆がん化学療法に伴う悪心・嘔吐にも有用、とくに遅発性嘔吐に効果が高い
◆上記効能に限らず、不安や緊張感、興奮をやわらげる目的で使われることも
◆錐体外路系の副作用(ふるえ、こわばり)が比較的少ない
◆不安やうつ症状の軽減、再発予防効果なども期待できるので、統合失調症の長期維持療法に向く
2【注意】$Fr
●糖尿病など持病のある人は、医師に報告
●この薬について、医師から説明を受けておく
●飲み始めの立ちくらみに注意
●のどが渇き水をガブ飲みしてしまうときは、すぐに受診(高血糖のおそれ)
●脱力感、冷や汗、ふるえ、傾眠などが現れたら、すぐに受診(低血糖のおそれ)
●食欲がでても過食にならないように
●定期的に血糖値の検査を受ける
●指示された期間は服用、自分だけの判断で急にやめないこと
●高齢の人、体の弱っている人、持病のある人は副作用がでやすいので注意
●眠くなることがあるので、車の運転など危険作業は避ける
●口が渇くときは、冷たい水で口をすすいだり、氷を含むとよい
●万一、体が硬直して動かなくなり高熱がでてきたら、すぐ医師に連絡
3【効能】$Eu
●統合失調症
●双極性障害における躁症状及びうつ症状の改善
●抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)
4【副作用】$GA
●眠気、傾眠、不眠、頭痛、口の渇き、便秘
●めまい、立ちくらみ、動悸、不整脈
●手のふるえ、じっとできない、こわばり、ひきつけ
●体重増加、高プロラクチン血症、生理不順、乳汁分泌、脂質異常
●高血糖(のどが渇く、多飲、多尿)、低血糖(脱力感、ふるえ、冷や汗、気が遠くなる)
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