$GA心不全

[副作用]
心不全、うっ血性心不全
[程度]
★★★
[概説]
心臓のポンプ機能が弱くなり、十分な血液を体に送り出すことができなくなる。このため血液の流れが悪くなり、少し動くだけで息切れがしたり、足がむくんだりする。鎮痛薬や甲状腺ホルモンに起因する心不全が報告されているほか、抗不整脈薬、血圧降下薬など心臓に作用する薬は使い方を誤ると心不全の原因にもなりかねない。また、抗うつ薬(三環系)や抗精神病薬のなかには弱い心毒性をもつものがあり、過量または他の薬との相互作用により、心不全や不整脈を引き起こすおそれがある。そのほか、糖尿病治療薬のピオグリタゾンによる浮腫をともなう心不全の発症も知られている。
[症状]
疲れやすい、息切れ、息苦しい、ゼーゼーする、足のむくみ。
[起こりえる薬]
鎮痛薬、甲状腺ホルモン、抗不整脈薬、血圧降下薬(β遮断薬など)、糖尿病治療薬(ピオグリタゾン)、抗ガン剤など。

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