$GCタバコ ←→ 喘息薬のテオフィリン(テオドール)

タバコをたくさん吸う人は、吸わない人に比べ肝臓の働きが亢進しています。タバコに含まれる有害物質を解毒する必要があるためです。

テオフィリン(テオドールなど)という喘息薬の場合、ふつう7時間は効いているのに、タバコをたくさん吸う人では4時間くらいしか効いていないという報告があります。

逆に、テオフィリンによる治療中に禁煙を始めるときは、肝臓の解毒能力が低下してくることを踏まえ、禁煙とともにテオフィリンの量を減らす必要性がでてきます。

そのほかにも、タバコの影響を受ける薬は少なくありません。安定剤や抗うつ薬、鎮痛薬、インスリンなどがその例です。多くの場合、作用の減弱がみられます。

次$FZ この目次$GC

$GVHome