$GC結核の薬

リファンピシン(リファジン、リマクタン)は、結核の治療で第一選択される優れた抗生物質です。このお薬には、肝臓の薬物代謝酵素の働きを活発にする性質があります。その結果、併用薬の代謝が促進され、その効力を弱めてしまうことがあります。

免疫抑制薬のシクロスポリン(サンディミュン)、喘息治療薬のテオフィリン(テオドール)や、スルホニル尿素系の血糖降下薬、高血圧の治療に広く使われているカルシウム拮抗薬、ジギタリス系の強心薬、抗不整脈薬、低用量ピル(経口避妊薬)…これらの薬の効力を弱め、病気を悪化させてしまうおそれがあります。

次$FZ この目次$GC

$GVHome