$G@相互作用とは?

薬の相互作用とは、2種類以上の薬の飲み合わせにより、効き目が強くなりすぎたり、逆に弱くなったり、あるいは副作用が出やすくなることをいいます。

相互作用は、薬の「吸収、分布、代謝、排泄」の4つの過程で生じます。なかでも、「代謝」の過程で起こる相互作用がもっとも多く、また重要です。

薬は、主に肝臓で代謝されますが、その役割をするのがさまざまな「薬物代謝酵素」です。同じ薬物代謝酵素で代謝される2種類の薬をいっしょに飲んだ場合、一方の薬の代謝が遅れることがあります。

また、薬によっては特定の薬物代謝酵素の働きをじゃまして、他の薬の代謝を遅らせることがあります。そのため、代謝の進まない薬が体にたまってきて、強い副作用や中毒症状がでるおそれがあるのです。

別に薬を飲んでいるときは、必ず医師に伝えておいてください。

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