$G@効果とは(1)?

<対症療法の視点>

薬による治療は「原因療法」と「対症療法」に分けることができます。原因療法薬は、病気の原因そのものを治します。たとえば、病原菌を死滅させ抗生物質があります。これに対し、対症療法薬は、痛みなどの自覚症状を緩和したり、体の病的な状態を補正することが目的となります。

病気を根治させる原因療法薬が薬の理想的な姿といえるでしょう。けれど、現在使われている薬の多くは、対症療法薬でしかありません。苦痛をやわらげたり、体の自然な回復を助けたり、あるいは成人病をコントロールすることはできます。しかし、病気そのものを治すことはできません。

薬の効果には、限界があるということを知っておくことも大切です。成人病などで薬を飲んでいたとしても、不摂生をしてしまっては意味がありません。

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