$Euクラミジアの薬

▼抗生物質
ミノマイシンクラビットオゼックスエリスロシンクラリスクラリシッドジスロマック

クラミジアによる性行為感染症は、抗生物質や抗菌薬で治療します。テトラサイクリン系のミノマイシン、キノロン系のクラビット、マクロライド系のエリスロシンやクラリスを用います。2週間ほど服用すれば、たいてい陰性化します。パートナーと同時に治療することが大切です。


<メモ>
●クラミジア感染症は、クラミジア・トラコマチスという病原体が原因です(クラミジア・ニューモニエによるものは、病型が異なります)。おもに、性行為により尿道や子宮に感染します。女性では少しおりものが増える程度で、ほとんど症状がないことがあります。けれど、卵管に感染が広がると痛みが強まり、不妊症や子宮外妊娠の原因にもなります。また、分娩時の産道感染によって、赤ちゃんに結膜炎や肺炎を起こすおそれがあります。

●抗生物質の副作用や注意点については、[抗生物質]の項も参照ください。ミノマイシンでは、めまいを感じることがあります。

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