$Eu経口避妊薬-4

★経口避妊薬の使用ポイント

最後に、経口避妊薬の服用にあたっての注意点等を簡単にまとめてみます。

●飲み始めの最初の1週間はコンドームなど他の避妊法を併用する。

●飲み始めの吐き気、頭痛、乳房痛、不正出血などは、徐々になくなることが多い。

●決められた順序で、毎日決まった時間に服用する(7日間休薬するタイプもあります)。

●飲み忘れが増えると、避妊に失敗する率が高くなるので注意。

●万一飲み忘れて、翌日までに気づいた場合は、直ちに飲み忘れた分を服用する。その日の錠剤も通常どおりに服用。ただし、偽薬分は飲み忘れても問題ない(一部製品)。

●2日以上連続して飲み忘れた場合は、服用をいったん中止。次の生理を待ち服用を再開する。その周期はコンドームなど他の方法で避妊しなければならない。

●タバコと経口避妊薬の併用は、血栓症の危険性を増やすので、タバコは控える。

●手術後などで長期間安静を要する人は、早めに医師に相談。長時間、体を動かさないでいると、血栓を起こす危険性が高くなる。

●万一、血栓症の症状があらわれたら、すぐに受診。症状としては、「足(とくにふくらはぎ)の痛み・むくみ・しびれ、突然の息切れ、急に視力が落ちる、激しい頭痛、胸の痛み」など。

●半年~1年に1回、定期健診を受ける。

●性感染症を防止することはできない。感染のおそれがある場合は、コンドームを使用。

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