[成分]ラニナミビル
[代表]イナビル
[分類]抗ウイルス薬

インフルエンザウイルスの増殖を抑えるお薬です。インフルエンザの治療または予防に用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆抗インフルエンザウイルス薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)
◆インフルエンザウイルスに直接作用し増殖を抑制
◆A型、B型ともに有効(C型は無効)
◆新型インフルエンザ(鳥インフルエンザ由来)にも有効とされる
◆気道に作用させる吸入薬
◆長時間作用型なので1回分の吸入で治療終了
◆吸入薬なので、全身に及ぼす影響が少なく、副作用の発現も少ないと考えられる
◆感染初期に使用することで、症状軽減と、治りが1~2日早くなると期待される
◆持病のある人や高齢者など重症化しやすい人に予防薬として用いることも可能(粉末剤20mg)
◆吸入粉末剤20mgと吸入懸濁用160mgセットの2種類の製剤
◆通常、ハンディータイプのイナビル吸入粉末剤20mgが処方される
◆吸入懸濁用160mgセットは病院内で専門の吸入機器を用いて吸入(自然呼吸で吸入可能、幼児、肺機能低下、乳製品アレルギー、また吸入手技の理解困難な場合などに)
2【注意】裂
●喘息など呼吸器に病気のある人は医師に報告
●乳製品に過敏症のある人は慎重に使用(乳蛋白を含有)
●説明書をよく読み正しく吸入(以下の用法は吸入粉末剤20mg)
●すわって、くつろいだ状態で吸入するとよい(子供は保護者の手助けが必要)
●治療には、10歳以上で2容器(計4箇所)を、10歳未満で1容器(2箇所)を単回吸入
●予防には、10歳以上単回投与の場合で2容器を、2日間投与の場合で1回1容器を吸入、10歳未満では1容器を単回吸入
●早期治療が大事、薬をもらったら直ちに吸入(発症2日目以内)
●妊娠中でも、治療を優先し使用することがある(妊娠中は重症化しやすい)
●異常行動による事故に要注意(因果関係は不明)
●保護者は、少なくとも発熱から2日間、就寝中を含め、飛び出し・転落などの防止対策をとること(窓の施錠等)
3【効能】
●吸入粉末剤20mg/A型又はB型インフルエンザウイルス感染症の治療及びその予防
●吸入懸濁用160mgセット/A型又はB型インフルエンザウイルス感染症の治療
4【副作用】獵
●下痢、吐き気
●発疹、じん麻疹
●気管支攣縮、呼吸困難(息をするときヒューヒューする、息切れ、呼吸しにくい)
●異常行動(混乱、徘徊、外に飛び出す、走り出す)
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使い方


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