[成分]テノホビル アラフェナミド
[代表]ベムリディ
[分類]抗ウイルス薬

B型肝炎ウイルスの増殖をおさえるお薬です。B型肝炎やB型肝硬変の治療に用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
5 次の検索

1【特徴】
◆核酸アナログ、略号はTAF
◆作用機序から逆転写酵素阻害薬(NRTI)
◆ウイルスの逆転写酵素を阻害し遺伝子複製を抑制
◆B型肝炎では、ウイルス量減少、肝機能値を正常化させ肝炎を鎮静化(ウイルスの完全排除は困難)
◆テノホビルのプロドラッグ(テノゼットより血中で安定、肝細胞内で効率よく活性物質に変換)
◆耐性ウイルスを生じにくく、他剤耐性ウイルスにも有効
◆比較的安全性が高く、腎臓と骨への影響が少ない
◆肝炎ではインターフェロンを優先、無効例等に使用
◆肝硬変では初回治療薬とする
◆核酸アナログの第1選択薬(エンテカビルと同等の位置付け)
2【注意】裂
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●持病のある人や妊娠中の人は、医師に報告
●服用中の薬を医師に報告
●通常、1日1回1錠服用、食事と関係なく服用可能
●飲み忘れたら 気づいた時にすぐ服用、ただし次の服用時間が近ければ忘れた分は抜かし、次の時間に1回分服用(2回分を一度に飲まないこと)
●維持療法として長期服用(再燃リスクがなければ中止も)
●自己判断で中止しないこと(肝炎再燃のおそれ)
●定期的に検査を受け、効果と副作用をチェック
3【効能】
B型肝炎ウイルスの増殖を伴い肝機能の異常が確認されたB型慢性肝疾患におけるB型肝炎ウイルスの増殖抑制
4【副作用】獵
●吐き気、腹部膨満、頭痛、疲労
●クレアチニン増加、腎機能異常
●骨密度の低下
●発疹、かゆみ
●腎障害(血尿、頻尿、尿が少ない・出ない)
●乳酸アシドーシス(嘔吐、過呼吸、震え、意識低下)
▼次の検索 女
名前で検索
記号で検索

使い方


↑up 戀Home