[成分]テラプレビル
[代表]テラビック
[分類]抗ウイルス薬

C型慢性肝炎を治療するお薬です。インターフェロンとリバビリンと併用し、原因ウイルスを排除します。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆プロテアーゼ阻害薬(第1世代)
◆3剤併用療法としてペグインターフェロン(ペグイントロン)およびリバビリン(レベトール)と併用
◆従来の2剤併用療法と比べ、治療期間が短縮でき、治療効果も高い
◆とくに1型のウイルス量が多い症例に有用(ウイルス陰性化率73%)
◆既存療法で無効または再燃例においても有効(この場合2型にも適応)
◆皮膚障害と腎機能障害の副作用に要注意
◆副作用の出現率が高く、また重症例も多いので、専門医により慎重に処方
◆最近は、安全性が高い第二世代のプロテアーゼ阻害薬(ソブリアード、バニヘップ)に処方が移っている
2【注意】裂
●この薬について医師から説明を受けておく
●心臓病や痛風、貧血など持病のある人は医師に報告
●妊娠中またはその可能性のある女性は医師に報告
●使用中の薬を報告(相互作用を起こしやすい)
●8時間おきを目安に1日3回食後に服用(空腹時は吸収が悪い)
●飲み忘れた場合、服用時間の4時間以内であれば軽食をとり1回分を服用(4時間以上過ぎたら1回分抜かす)
●治療開始時のインフルエンザ様症状は、たいてい1~2週間で軽減、頭痛や発熱には解熱・鎮痛薬で対処可能
●発疹やかゆみには、抗アレルギー薬やステロイド外用薬で対処
●皮膚や粘膜にひどい症状があらわれたら直ちに受診(副作用参照)
●不安、抑うつ、不眠、興奮、攻撃的などいつもと違う精神症状があらわれたら、すぐ医師に連絡
●定期的に血液や尿の検査を実施、血球減少や貧血が著しい場合、あるいは精神的変調がみられる場合は、併用薬をふくめて減量や中止を検討
●意識障害を起こすことがあるのて、車の運転など危険をともなう機械操作、高所作業のさいは要注意
3【効能】
●セログループ1(ジェノタイプI(1a)又はII(1b))のC型慢性肝炎における次のいずれかのウイルス血症の改善:(1)血中HCV RNA量が高値の未治療患者、(2)インターフェロンを含む治療法により無効又は再燃となった患者
●セログループ2(ジェノタイプIII(2a)又はIV(2b))のC型慢性肝炎におけるインターフェロン製剤の単独療法,又はリバビリンとの併用療法で無効又は再燃となった患者のウイルス血症の改善
4【副作用】獵
●インフルエンザ様症状(発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、関節痛)
●発疹、発赤、かゆみ、肌荒れ、脱毛
●重い皮膚障害(ひどい発疹・発赤、水ぶくれ、唇や口内のただれ、のどが痛い、目の充血)
●貧血(倦怠感、めまい、息切れ、動悸)、白血球数減少、血小板数減少
●頭痛、不眠、味覚異常、めまい
●食欲不振、吐き気、吐く、腹痛、便秘、口内炎、口渇
●関節痛、筋肉痛、咳
●高尿酸血症、痛風、糖尿、高コレステロール血症、甲状腺機能異常
●腎不全(むくみ、尿の濁り、血尿、尿が少ない・出ない)
●肝障害(だるい、吐き気、発熱、皮膚や白目が黄色、尿が褐色)
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