ﾓｷｼﾌﾛｷｻｼﾝ:ｱﾍﾞﾛｯｸｽ

[成分]ﾓｷｼﾌﾛｷｻｼﾝ
[代表]ｱﾍﾞﾛｯｸｽ
[分類]抗菌薬

細菌を殺菌するお薬です｡細菌が原因のいろいろな病気に用います｡

1【特徴】 ↑
◆ﾆｭｰｷﾉﾛﾝ
◆抗菌力が強く､さまざまな細菌に有効､とくに呼吸器感染症の主要起炎菌である肺炎球菌やｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ菌に対する抗菌力が強い
◆ﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏやｸﾗﾐｼﾞｱにも有効
◆半減期が長く持続的に作用､また呼吸器組織への移行性が高く､耐性菌の出現も少ない
◆病原菌が死滅すれば､炎症や痛みがとれ､熱も下がる
◆ｶｾﾞにも用いる(咽頭炎など細菌による二次感染時)

2【注意】裂 ↑
●ｱﾚﾙｷﾞｰのある人は､医師に報告
●心臓病､肝臓病､てんかんなど持病のある人は､医師に報告
●車の運転など危険を伴う仕事に従事している人は医師に報告
●妊娠中の人は医師に報告
●鎮痛薬や胃腸薬､抗不整脈薬など服用中の薬は､医師に報告
●決められた期間服用する
●発疹ができたり､腹痛や下痢が続くときは受診
●胸､背中､腹部などが激しく痛む場合は直ちに受診
●一時的な意識消失が報告されるので､車の運転など危険を伴う作業は避ける(どうしても車の運転をしなければならないのなら､処方薬の変更を依頼)

3【効能】 ↑
●表在性皮膚感染症､深在性皮膚感染症
●外傷･熱傷及び手術創等の二次感染
●咽頭･喉頭炎､扁桃炎､急性気管支炎､肺炎､慢性呼吸器病変の二次感染
●副鼻腔炎
●(注:適応菌種は省略)

4【副作用】獵 ↑
●発疹､下痢､吐き気
●めまい､頭痛
●肝機能値の異常
●不整脈､けいれん
●一過性の意識消失､低血糖
●ｱｷﾚｽ腱炎(腱周辺の痛み･腫れ･むくみ･発赤)
●大動脈瘤､大動脈解離(胸･背中･腹部の激痛)

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