[成分]リファブチン
[代表]ミコブティン
[分類]抗酸菌症治療薬

細菌を殺菌するお薬です。結核や肺MAC症の治療に用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
5 次の検索

1【特徴】
◆リファマイシン系抗生物質、略号はRBT
◆結核菌など抗酸菌(マイコバクテリウム)に抗菌力を示す
◆肺MAC症など非結核性抗酸菌症にも適用
◆類似薬のリファンピシンより細胞移行性が高く、多剤耐性結核に対してもある程度の効果が期待できる
◆リファンピシンに比べ薬物間相互作用(CYP3A4誘導)が弱い(抗HIV薬と併用が可能)
◆リファンピシンの使用が困難な場合に選択、抗結核薬としては第二線薬の位置付け
2【注意】裂
●アレルギーのある人は、医師に報告
●肝臓病など持病のある人は、医師に報告
●服用中の薬を医師に報告(相互作用を起こしやすい)
●決められた期間服用することが大切
●尿や便、唾液、汗、涙などが橙赤色になっても心配ない(ソフトコンタクトレンズが着色することがある)
●とくに大量服用時(300mg以上)は、副作用に注意
●定期的に血液検査と肝機能検査を受けること
3【効能】
●適応菌種:本剤に感性のマイコバクテリウム属
●適応症:結核症、マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症、HIV感染患者における播種性MAC症の発症抑制
4【副作用】獵
●食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢
●発疹、かゆみ、発熱
●尿・便・皮膚・唾液・涙・汗の変色(橙赤色)
●ショック(息苦しさ、冷汗、じんま疹、全身発赤、顔や口が腫れる、急激な血圧低下)
●肝臓の異常(だるい、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる)
●血液の異常(発熱、のどの痛み、だるい、皮下出血)
●腎臓の異常(だるい、吐き気、むくみ、尿の濁り、尿が出ない・少ない)
●大腸炎(腹痛、下痢、血便)
●ブドウ膜炎:目の痛み、充血
▼次の検索 女
名前で検索
記号で検索

使い方


↑up 戀Home