[成分]ミノサイクリン
[代表]ミノマイシン
[分類]抗生物質

細菌を抑えるお薬です。細菌が原因のいろいろな病気に用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆テトラサイクリン系(蛋白合成阻害薬)
◆一般的には静菌作用、高濃度で殺菌作用
◆グラム陽性菌・陰性菌をはじめ、マイコプラズマやクラミジア、リケッチアにも有効
◆炎症を伴うニキビ(ざ瘡)にも適応
◆病原菌が死滅すれば、炎症や痛みがとれ、熱も下がる
◆マラリア治療においてキニーネの補助薬とすることがある
◆感染症とは関係なく、リウマチの治療にも応用される
2【注意】裂
●アレルギーのある人は、医師に報告
●肝臓病や腎臓病など持病のある人は、医師に報告
●妊娠中の人は医師に報告(ふつう使用しない)
●服用中の薬は医師に報告
●決められた期間服用する
●十分な水で飲む
●牛乳など乳製品と同時服用しない(2時間以上間隔をあければ大丈夫)
●ふつう小さな子供には使用しない、ただマイコプラズマ肺炎などに第2選択することがある
●めまい感を生じるので、車の運転や高所での危険な作業は控える
3【効能】
●表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症
●外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、骨髄炎
●咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染
●膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、淋菌感染症、梅毒
●腹膜炎
●感染性腸炎
●外陰炎、細菌性腟炎、子宮内感染
●涙のう炎、麦粒腫
●外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎
●歯周組織炎、歯冠周囲炎、上顎洞炎、顎炎
●炭疽、つつが虫病、オウム病
●猩紅熱(顆粒)
●応用:関節リウマチ、神経変性疾患(パーキンソン病等)
●(注:製剤により多少異なる、また適応菌種は省略)
4【副作用】獵
●吐き気、食欲不振、腹痛、下痢、肝臓の異常
●めまい、フワフワ感、頭痛
●発疹、じん麻疹、光線過敏症
●歯の黄変(子供)、長期服用で皮膚の色素沈着(手足の皮膚が黒ずむ)
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使い方


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