[成分]ﾄﾘﾌﾙﾘｼﾞﾝ/ﾁﾋﾟﾗｼﾙ
[代表]ﾛﾝｻｰﾌ
[分類]抗がん薬
がんの増殖を抑えるお薬です｡大腸がんや胃がんの治療に用います｡
1 特徴
2 注意 裂
3 効能
4 副作用獵
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1【特徴】 ↑
◆核酸系代謝拮抗薬
◆主成分のﾄﾘﾌﾙﾘｼﾞﾝは､DNAの機能障害を引き起こすことで抗腫瘍効果を発揮(ﾌｯ化ﾋﾟﾘﾐｼﾞﾝ系とは機序が異なる)
◆補助成分のﾁﾋﾟﾗｼﾙは､ﾄﾘﾌﾙﾘｼﾞﾝの分解を抑え作用を維持
◆標準治療不応例に対しても一定の効果
◆大腸がんでは､標準治療(FOLFOX､FOLFIRI等)のあとに悪化した進行･再発大腸がんに適用
◆胃がんにおいても三次治療以降の治療選択肢となる
◆臨床試験で､生存期間の延長が認められる
2【注意】裂 ↑
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●持病のある人や妊娠中の人は医師に報告
●使用中の薬を医師に報告
●決められた用法用量を厳守
●通常､1日2回朝夕食後に服用(空腹時は避ける)
●服薬日と休薬日に気をつけ､ｽｹｼﾞｭｰﾙに従い服用
●定期的に検査を受け､効果と副作用をﾁｪｯｸ
●とくに骨髄抑制にともなう血液障害や感染症に注意
●軽い副作用なら継続､重い場合は減量もしくは休薬
3【効能】 ↑
●治癒切除不能な進行･再発の結腸･直腸癌
●がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行･再発の胃癌
4【副作用】獵 ↑
●骨髄抑制､血液異常､感染症(発熱､のどの痛み､出血)
●吐き気､嘔吐､食欲不振､下痢､便秘､腹痛､口内炎
●疲労､発熱､頭痛､かぜ
●手足のしびれ､脱力､発疹
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