[成分]ﾊﾟﾉﾋﾞﾉｽﾀｯﾄ
[代表]ﾌｧﾘｰﾀﾞｯｸ
[分類]抗造血器悪性腫瘍薬
多発性骨髄腫を治療するお薬です｡
1 特徴
2 注意 裂
3 効能
4 副作用獵
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1【特徴】 ↑
◆ﾋｽﾄﾝ脱ｱｾﾁﾙ化酵素阻害薬
◆がん抑制遺伝子を増やし､腫瘍抑制因子を活性化
◆腫瘍細胞のｱﾎﾟﾄｰｼｽや細胞周期停止の誘導などにより腫瘍増殖を抑制
◆ﾎﾞﾙﾃｿﾞﾐﾌﾞ(ﾍﾞﾙｹｲﾄﾞ)とﾃﾞｷｻﾒﾀｿﾞﾝ(ﾚﾅﾃﾞｯｸｽ)との併用療法により無増悪生存期間が延長
◆標準的な前治療が不良な再発または難治性の多発性骨髄腫に使用
2【注意】裂 ↑
●注意事項や副作用について十分説明を受け､同意のうえで使用
●持病のある人や妊娠中の人は医師に報告
●服用中の薬を医師に報告
●服用日が変則的なので注意､
●週3回の服用を2週間､その後1週間休薬
●服用量は1回2ｶﾌﾟｾﾙ(ｶﾌﾟｾﾙ10mgx2)を1日1回
●副作用によっては一時休薬､回復後5mg減量して再開
●飲み忘れた場合､12時間以内なら直ちに服用､12時間以上経過した場合はその分は抜かし､次回から通常通りに服用(2回分を同時に服用しないこと)
●下痢や嘔吐が続く場合は早めに受診
●妊娠が可能な女性は適切な方法で避妊
●失神を起こすことがあるので､車の運転や危険作業は避ける
3【効能】 ↑
再発又は難治性の多発性骨髄腫
4【副作用】獵 ↑
●下痢､食欲減退､吐き気､嘔吐､脱水
●疲労､けん怠感､発熱､むくみ
●めまい､動悸､低血圧､失神
●頭痛､ふるえ､味覚異常､発疹
●不整脈､QT間隔延長
●骨髄抑制･貧血(発熱､のどの痛み､だるい､皮下出血､歯肉出血､息切れ､動悸､顔色が悪い)
●感染症(肺炎､敗血症､B型肝炎の再燃)
●出血(下血､吐血､喀血等)
●肝障害(だるい､食欲不振､吐き気､発熱､皮膚や白目が黄色､尿が褐色)
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