[成分]ポマリドミド
[代表]ポマリスト
[分類]抗造血器悪性腫瘍薬

多発性骨髄腫を治療するお薬です。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆サリドマイド誘導体(免疫調節薬)
◆免疫調節作用や血管新生阻害作用などにより骨髄腫細胞の増殖を抑制
◆標準薬とされるレナリドミド(レブラミド)やボルテゾミブ(ベルケイド)が効果不十分な場合でも、一定の効果が期待できる
◆標準的治療が無効または治療後に再発した場合に使用
◆デキサメタゾン(レナデックス)との併用療法により生存期間が延長
◆さらに注射剤のボルテゾミブ(ベルケイド)を加えた3剤併用療法も行われる
◆催奇形性から、厳格な安全管理手順(RevMate)が求められる
2【注意】裂
●注意事項や副作用について十分説明を受け、同意のうえで使用
●持病のある人や妊娠中の人は医師に報告
●服用中の薬を医師に報告
●1日1回3週間飲み続け、その後の1週間は休薬
●飲み忘れた場合、12時間以内なら直ちに服用、12時間以上経過した場合はその分は抜かし、次回から通常通りに服用(2回分を同時に服用しないこと)
●カプセルを噛んだり、開けて飲まないこと(飛散防止)
●強い催奇形性があるため妊娠中は絶対禁止
●男女とも医師から指示された避妊法を徹底(性交渉をしないのが確実)
●妊娠する可能性のある女性は、服用前後の決められた期間、確実な方法で避妊(コンドーム着用等)、また定期的に妊娠検査をおこなう
●男性は必ずコンドームを使用(精液を介して相手女性に薬が移行しないよう)
●血栓症と骨髄抑制(血球減少)の副作用に注意
●眠気やめまいを起こすので、車の運転など危険作業は避ける
●服用状況を記録し、次回の通院時に報告
●厳重に薬を管理すること(家族など別の人が誤って服用しないよう保管場所等に注意)
3【効能】
再発又は難治性の多発性骨髄腫
4【副作用】獵
●便秘、下痢、吐き気、嘔吐
●疲労、発熱、咳、息苦しい
●筋肉けいれん・ぴくつき、筋肉痛
●めまい、眠気、ふるえ、味覚異常
●発疹、かゆみ
●血栓・塞栓症(手足の痛み・むくみ・しびれ、爪が紫、突然の息切れ、胸の痛み、視野異常、片側麻痺)
●脳梗塞(片側の手足麻痺、話せない、視野が欠ける、二重に見える、意識障害)
●骨髄抑制・貧血(発熱、のどの痛み、だるい、皮下出血、歯肉出血、息切れ、動悸、顔色が悪い)
●肝障害(だるい、食欲不振、吐き気、発熱、皮膚や白目が黄色、尿が褐色)
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