[成分]アレクチニブ
[代表]アレセンサ
[分類]抗がん薬

肺がんや悪性リンパ腫を治療するお薬です。おもにALK遺伝子に変異がある非小細胞肺がんに用いられます。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆分子標的薬
◆ALKのチロシンキナーゼ活性を阻害(ALK-TK阻害薬)
◆ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんに適用(一次治療薬)
◆非小細胞肺癌では90%以上の奏効率が示され、クリゾチニブ(ザーコリ)と比較し病勢進行・死亡リスクが50%低下
◆非小細胞肺癌において、クリゾチニブに比べ無増悪生存期間が有意に延長(中央値10カ月vs26カ月)
◆未分化大細胞リンパ腫では80%の奏効率
◆よく効くと、がん細胞の増殖が止まり、がんが小さくなる
◆呼吸困難や痛みの軽減が期待できる
2【注意】裂
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●持病のある人や妊娠中の人は医師に報告
●服用中の薬を医師に報告
●治療開始にあたり必要に応じて入院
●服薬中は妊娠しないように避妊する
●決められた用法用量を厳守
●通常、1日2回、1回に300mg服用
●飲み忘れたら、その分は抜かし、次の時間に1回分を服用(2回分を一度に飲まないこと)
●間質性肺疾患の副作用に十分注意(咳や息切れ、発熱などがあらわれたら医師に連絡)
3【効能】
●ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
●再発又は難治性のALK融合遺伝子陽性の未分化大細胞リンパ腫
4【副作用】獵
●便秘、下痢、吐き気、味覚異常、口内炎
●けん怠感、頭痛、筋肉痛、むくみ
●発疹、肌荒れ
●貧血、肝機能値の異常
●間質性肺疾患(咳、息切れ、発熱)
●肝臓の異常(だるい、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる)
●白血球減少、好中球減少(発熱、のどの痛み、出血)
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