[成分]アファチニブ
[代表]ジオトリフ
[分類]抗がん薬

肺がんを治療するお薬です。非小細胞肺がんに用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
5 次の検索

1【特徴】
◆チロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)、分子標的薬の一種
◆がん細胞の増殖にかかわる上皮成長因子受容体(EGFR)のチロシンキナーゼ(TK)を阻害
◆EGFR遺伝子変異陽性例において有効性が高い
◆よく効くと、がん細胞の増殖が止まり、がんが小さくなる
◆1次治療において標準的化学療法(CDDP+PEM)を上回る無増悪生存期間(11カ月vs7カ月)(全生存期間は同様)
◆不可逆的ErbBファミリー阻害薬とされ、EGFR(ErbB1)にくわえHER2(ErbB2)やHER4(ErbB4)のチロシンキナーゼを不可逆的、持続的に阻害(イレッサとタルセバは可逆的に阻害)
2【注意】裂
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●持病のある人や妊娠中の人は医師に報告
●使用中の薬を医師に報告
●治療開始にあたり必要に応じて入院
●服薬中は妊娠しないように避妊
●決められた用法用量を厳守
●空腹時に服用(食事の1時間前から食後3時間までは避ける)
●セイヨウオトギリソウ( セント・ジョーンズ・ワート)を含む健康食品は控える(作用減弱のおそれ)
●間質性肺疾患に十分注意
●咳や息切れ、発熱、下痢など異常があらわれたら医師に連絡
●定期的に検査を受け、効果と副作用をチェック
3【効能】
EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺癌
4【副作用】獵
●下痢(脱水)、食欲減退、吐き気、嘔吐
●口内炎、口唇炎、味覚異常
●発疹、紅斑、ニキビ、皮膚乾燥、肌荒れ、かゆみ
●爪の異常(爪周囲の発赤、爪の萎縮・割れ・痛み)
●結膜炎、角膜炎、鼻血、粘膜の炎症
●間質性肺疾患(咳、息切れ、発熱)、肝障害(皮膚や白目が黄色、尿が褐色、発熱)
▼次の検索 女
名前で検索
記号で検索

使い方


↑up 戀Home