[成分]レゴラフェニブ
[代表]スチバーガ
[分類]抗がん薬

がんの増殖をおさえるお薬です。大腸がんや肝がんの治療に用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
5 次の検索

1【特徴】
◆分子標的薬(マルチキナーゼ阻害薬)
◆がん増殖と血管新生にかかわる複数のキナーゼ群を阻害
◆標準治療(FOLFOX、FOLFIRI)のあとに悪化した進行・再発大腸がんに適用
◆消化管間質腫瘍および肝がんに対する効能を追加取得
◆切除不能な肝がんに対し、ソラフェニブ(ネクサバール)に次ぐ二次全身療法として使用
◆進行を遅らせ、生存期間の延長が期待できる
2【注意】裂
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●持病のある人や妊娠中の人は医師に報告
●服用中の薬を医師に報告
●決められた用法用量を厳守
●通常1回4錠を1日1回食後に服用
●3週間服用し1週間休薬、これを1サイクルとして繰り返す
●必ず食後に服用、服用前の高脂肪食はできたら避ける
●飲み忘れたら 気づいた時にすぐ服用、ただし次の服用時間が近ければ忘れた分は抜かし、次の時間に1回分服用(2回分を一度に飲まないこと)
●服薬中は妊娠しないように避妊する
●手足の発疹や発赤、血圧上昇、出血、黄疸など、体に異常があらわれたら医師に連絡
●軽い副作用の場合は治療を優先、重い場合は減量もしくは休薬
●血圧管理が重要、頻回に血圧測定をしてもらうこと
●定期的に検査を受け、効果と副作用をチェック
3【効能】
●治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
●がん化学療法後に増悪した消化管間質腫瘍
●がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌
4【副作用】獵
●手足症候群(手足の皮疹、紅斑、腫れ、痛み)
●発疹、肌荒れ、かゆみ、脱毛
●高血圧、頻脈、動悸
●出血(鼻血、青あざ、血豆、血液便、吐血、血痰)
●下痢、便秘、食欲不振、吐き気、嘔吐
●口内炎、味覚異常、口内乾燥
●発声障害、嗄声
●関節痛、筋肉のつっぱり・こわばり
●肝臓の異常(だるい、吐き気、発熱、皮膚や白目が黄色)
●白質脳症(けいれん、頭痛、視覚障害)
●消化管穿孔(強い腹痛)、狭心症・心筋梗塞(胸痛)
●血小板減少、低リン酸血症、蛋白尿、甲状腺機能低下
▼次の検索 女
名前で検索
記号で検索

使い方


↑up 戀Home