[成分]ﾊﾟｿﾞﾊﾟﾆﾌﾞ
[代表]ｳﾞｫﾄﾘｴﾝﾄ
[分類]抗がん薬
がんの増殖をおさえるお薬です｡悪性軟部腫瘍または腎臓がんの治療に用います｡
1 特徴
2 注意 裂
3 効能
4 副作用獵
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1【特徴】 ↑
◆分子標的薬(ｷﾅｰｾﾞ阻害薬)
◆血管新生などがん増殖にかかわる複数のﾁﾛｼﾝｷﾅｰｾﾞを阻害
◆悪性軟部腫瘍では､標準薬のｱﾄﾞﾘｱｼﾝなどに次ぐ二次療法薬､ﾌﾟﾗｾﾎﾞとの比較試験で無増悪生存期間の約3ヶ月の延長が認められる
◆腎細胞がんに対する効能も追加され､ｽﾆﾁﾆﾌﾞ(ｽｰﾃﾝﾄ)と同等の無増悪生存期間が得られている
2【注意】裂 ↑
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●持病のある人や妊娠中の人は医師に報告
●服用中の薬を医師に報告
●妊娠可能な女性は服薬中･服薬終了後一定期間は避妊
●決められた用法用量を厳守
●食間の空腹時に服用(食事の1時間以上前または食後2時間以降)
●下痢や吐き気､高血圧､毛髪の変色などいろいろな副作用が出やすい
●軽い副作用の場合は治療を優先､重い場合は減量もしくは休薬
●肝機能など必要な検査を受け､効果と副作用をﾁｪｯｸ
3【効能】 ↑
●悪性軟部腫瘍
●根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
4【副作用】獵 ↑
●下痢､食欲不振､吐き気､嘔吐､腹痛
●高血圧､徐脈
●毛髪変色､脱毛､皮膚乾燥､発疹､皮膚脱色､粘膜炎
●関節痛､筋肉痛
●発声障害(声枯れ､しゃがれ声､声の変化)
●頭痛､めまい､味覚異常
●疲労､体重減少
●肝障害､出血､心不全､不整脈
●甲状腺機能障害､ﾈﾌﾛｰｾﾞ症候群､創傷治癒遅延､感染症､消化管穿孔
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