[成分]アキシチニブ
[代表]インライタ
[分類]抗がん薬

がんの増殖を抑えるお薬です。腎臓がんの治療に用います。
1 特徴
2 注意
3 効能
4 副作用
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1【特徴】
◆分子標的薬(キナーゼ阻害薬)
◆血管内皮増殖因子受容体(VEGFR-1、2、3)の特定のチロシンキナーゼを選択的に阻害(次世代チロシンキナーゼ阻害薬)
◆がんの血管新生を阻害し、増殖・転移を抑制
◆既存の類似薬に比べ副作用の軽減が期待される
◆ソラフェニブ(ネクサバール)を上回る無増悪生存期間の延長が認められる(全生存期間は同等)
◆一次治療において、PD-1/PD-L1阻害薬(バベンチオ、キイトルーダ)との併用により全生存期間が有意に延長
2【注意】裂
●注意事項や副作用について十分説明を受ける
●持病のある人は医師に報告
●服用中の薬を医師に報告
●決められた用法用量を厳守
●通常1回1錠(5mg)を1日2回服用、副作用がなければ増量も可能
●副作用として、高血圧、手足発赤、下痢、甲状腺機能低下、声枯れ、タンパク尿などが多い
●軽い副作用の場合は治療を優先、重い場合は減量もしくは休薬
●血圧管理が重要、頻回に血圧測定をしてもらうこと
●高血圧に対しては降圧薬で、手足発赤には塗り薬で対処
●妊娠中は禁止、妊娠可能な女性は適切に避妊
●定期的に検査を受け、効果と副作用をチェック
3【効能】
根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
4【副作用】獵
●高血圧
●手足症候群(手の平や足の裏の発赤、しびれ、痛み)
●発疹、皮膚乾燥、かゆみ、脱毛
●下痢、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、口内炎
●出血(鼻血、血尿、血痰、下血)
●発声障害(声枯れ、しゃがれ声、声の変化)
●頭痛、味覚異常、かすみ目
●疲労、むくみ、関節痛、筋肉痛、動悸
●タンパク尿、ヘモグロビン増加または減少、赤血球増加
●甲状腺機能障害、血栓症塞栓症、消化管穿孔、創傷治癒遅延、白質脳症、肝障害
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